タイトルが大分過激ですが、こちらは書籍『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』のタイトルからのものとなります。
実は書籍は未読なのですが、本要約チャンネルのこちらの動画で内容を知り、感銘を受けたのでメモしたものとなります。
機会があれば書籍も読んでみたいと思います。
目次
アリとキリギリスの教訓
- キリギリスはもう少し節約するべきだったし、アリはもう今を楽しむべきだった。
人生でしなければならない一番大切な仕事は「思い出づくり」である
最後に残るのは結局「思い出」だけである
- 最後に振り返ったときに、どれだけ充実した経験を送ったかが、人生の豊かさ測る物差しになる。
- 人生は経験の合計である。
- 経験の価値を信じなさい。
一度きりの人生でどんな経験をしたいのか真剣に考えてみよう。
- なぜ自分はお金を貯めているのだろうか。
- 我々は喜びを先延ばしし過ぎている。
- 価値のある経験には多少のお金がかかる
- 我々は普段、人生が無限に続くかのような気持ちで生きている。
- 節約ばかりしていると、その時にしかできない経験を得るチャンスを失う。
- 人はモノではなく経験にお金を使う方が幸せになれる。
- まだ若くて経験から楽しみを引き出せる体力があるうちにその金を人生を豊かにするために使うべきである。
- 年老いて十分な金を持っていたとしても、何の意味もない。
- 人生の充実度を高めるのは、その時々にふさわしい経験である。
時間の無駄使いはやめよう
- 莫大な時間を費やして働いても、稼いだ金を全て使わずに死んでしまえば、人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになる。
- そしてその時間を取り戻す術はない。
- 生きているうちに金を使いきること、つまり「ゼロで死ぬ」を目指してほしい。
- そうしないと人生の限りある時間とエネルギーを無駄にしてしまう
- 「ライフスタイル仮説:生涯を通して金を最大限に活用するには、死ぬときにちょうど残高がゼロになるように消費行動をすべき」
――フランコ・モディリアーニ(経済学者) - いつ死ぬか分からないので、可能な限り長寿を全うすることを前提とした年齢を決定し、1年あたりの消費額を決定すればいい。
- ほとんどの人はこの計算すらしていない。
- 自分があとどれくらい生きるかを真面目に考えてみることには価値がある。
- 自分の寿命をおおよそでもいいから予測しておくことで、あとどれくらい稼ぎ、貯めて、使うかを考えるきっかけになる。
- この計算をしていなければ、過度に稼いでしまうことになる。
- 人生のある段階で、まだ経験から多くの楽しみを引き出せる体力があるうちに純資産を切り崩していくべき。
- 45歳~60歳の間に資産を切り崩し始めるとよい。
- この期間を過ぎても純資産が増え続けているようであれば、価値のある経験を逃していることになる。
- 元本に一切手を付けず利息だけで生活しようとするのは、永遠の命を期待するようなものだ。
お金の価値は加齢とともに低下する
- お金から価値を引き出す能力は年齢とともに低下していく。
- 同じ10万円でも若いうちに使った方が価値がある。
- 我々は歳をとるにつれて、経験から楽しみを引き出す能力が下がっていく。
- 歳をとれば健康、物事への興味、性欲、創造性も低下していく。
- 歳をとってから使うあてもない金を貯め込んだところで、何の意味もない。
- かなりの高齢になって衰弱してしまったら、ベッドに寝転んで金なんてあっても何の役にも立たない。
- 我々は勤勉なアリのように老後のために貯蓄すべきと言われ続けてきたが、それは喜びを先延ばししすぎることになる。
ゼロで死ぬことは不可能
- 実際には完璧にゼロで死ぬことは不可能だろう、だがそれで問題はない。
- ゼロで死ぬという目標を持つこと自体が、あなたを正しい方向に導いてくれることになる。
- 何も考えずに働き、貯蓄し、できるだけ資産を増やそうとしていた人生を改めて、これからはできる限り最高の人生を送れるよう努力できるようになる。
- ゼロで死ぬという目標を持つことで、人生を充実させようという意識が働くようになるからだ。
- ゼロで死ぬを目指すこと自体に高い価値がある。
- 体力や気力が落ち始めるまで人生を充実させる経験をするのを待つ理由がどこにあるだろうか?
- 一生の思い出になることをしよう。
- 覚えておいてほしい、人生で一番大切なのは「思い出」をつくることなのだ。