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期待を捨てる
何も期待しないとき、あなたは今という瞬間を生きられる。 未来への不安も過去の拒絶もなくシンプルに訪れた状況を歓迎できる。
そしてすべてを受け容れるとは、仕方なく妥協するという意味ではない。引き受けて責任を取るという意味だ。
覚えておいて欲しい。自分が権利と責任を持っているものは、いつでも変えられる。
問題を解決する唯一最大の効果的な方法になることもある。だから引き受けよう。「望み通りの事象を起こそうとするのではなく、あるがままに起こることを願えば、すべてはうまくいく」──エピクテトス
書籍『あなたはあなたが使っている言葉でできている Unfu*k Yourself』より
- 最後のエピクテトスの言葉がすべてをうまくまとめている。
- 今に責任を持って生きていく態度を持てば世界は一変する。
- 思考パターン的には無意識のパターンの「自分原因型」で生きましょうということかな。
自分の隠れた期待の見つけ方
1. まず、人生のうまくいっていない部分を思い起こして紙に書き出す
- 期待していたことをできるかぎり詳しく書き出す。
- どうなる筈だと思っていたかなど詳細に。
- 未来がどうなって欲しいと希望を抱いていたことを出来る限り詳しく書く。
2. 次に、実際にどうなったかを書き出す
- 「最悪」のひと言で済ませるのではなく、嫌になるくらい詳しく書く。
- なぜそうなったか、今どんな状態か、期待通りに行かなかったことをどう思うか。
3. そして、二つの紙を見比べる
- 自分が期待していたことを確認する。
- 痛みや苦しみや落胆は、理想と実際のギャップが大きいほど大きくなる。
- そこに、あなたの隠れた期待がある。
4. いつの間にか抱いていた期待をここで残らず洗い出す
- ギャップに対するネガティブな感情が、現実にどんな影響を与えたかを考える。
- それによって事態は好転しただろうか?問題は解決しただろうか?
- まさか!良いことなんて一つもないし、状況は悪くなる一方だったと分かるだろう。
- それによって事態は好転しただろうか?問題は解決しただろうか?
- 期待を手放そう!今すぐに。