Windowsでリモートデスクトップ接続時にパスワードを記憶してくれない場合の対処法

• リモートデスクトップでパスワード保存のチェックを入れているのにパスワードを一向に覚えてくれる気配がない時があります。
• そんな時は、「NTLMのみのサーバー認証で保存された資格情報の委任を許可する」のポリシーをすることで対処できます。

目次

手順

1. 「Windows」+「R」で「gpedit.msc」と入力しEnterを押下します。
   • 「ローカル グループポリシー エディター」が開きます。
2. 「ローカル グループポリシー エディター」画面にて
   • 「ローカル コンピューター ポリシー」を選択します。
   • 「コンピューターの構成」を選択します。
   • 「管理用テンプレート」を選択します。
   • 「システム」を選択します。
   • 「資格情報の委任」を開きます。
3. 「資格情報の委任」画面にて
   • 「NTLM のみのサーバー認証で保存された資格情報の委任を許可する」をクリックし設定画面を開きます。
4. 「NTLM のみのサーバー認証で保存された資格情報の委任を許可する」画面にて
   • 「有効」に切り替えます。
   • 「サーバーを一覧に追加」の「表示」をクリックします。
   • 「表示するコンテンツ」画面が開きます。
5. 「表示するコンテンツ」画面にて
   • サーバーを一覧に追加で、値に「*」と入力し、「OK」をクリックします。
   • 画面が閉じて「NTLM のみのサーバー認証で保存された資格情報の委任を許可する」画面に戻ります。
6. 「NTLM のみのサーバー認証で保存された資格情報の委任を許可する」画面にて
   • 「OK」をクリックし設定を確定させます。
7. 「Windows」+「R」で「cmd」と入力しEnterを押下します。
   • 「コマンドプロンプト」が開きます。
8. 「コマンドプロンプト」画面にて
   • 「gpupdate」と入力しEnterを押下します。
   • ポリシーの更新が正常終了した旨のメッセージが表示されれば設定完了です。

以上

注意

• gpedit.macが見つからない場合、ここを参考に設定してから実行してみてください。2023-07-07 更新

参考

関連メモ

• Windows管理系画面起動用コマンド

参考サイト

• (MSeeeeN) Windows のリモートデスクトップで保存したパスワードで接続できないときの対策