ここではRubyの文法を簡単にまとめておきます。
目次
はじめに - Hello World
puts "Hello World" puts 'こんにちは'
出力結果
Hello World こんにちは
はじめに - コメント
# ここがコメント # puts "コメント部分は処理されない"
型 - 数値型
整数(Integer)
num1 = 1234 # 正の整数 num2 = -1234 # 負の整数 # 数値の途中のアンダーバー(_)は無視される num3 = 1_234_000 puts num1 puts num2 puts num3
出力結果
1234 -1234 1234000
10進数、16進数、8進数、2進数
num1 = 0d9999 # 10進数 (0dで始まる数値は10進数とみなされる) num2 = 0xffff # 16進数 (0xで始まる数値は16進数とみなされる) num3 = 0o777 # 8進数 (0oで始まる数値は 8進数とみなされる) num4 = 0b11000100 # 2進数 (0bで始まる数値は 2進数とみなされる) puts num1 puts num2 puts num3 puts num4
出力結果
9999 65535 511 196
浮動小数点(Float)
num1 = 1.234 num2 = 1.2e3 # 指数表記 (1.2 × 10^3) puts num1 puts num2
出力結果
1.234 1200.0
型 - 論理型
論理型(Boolean)
bool1 = true # TrueClassの唯一のインスタンス bool2 = false # FalseClassの唯一のインスタンス puts bool1 puts bool2 puts bool1.class == TrueClass puts bool2.class == FalseClass
出力結果
true false true true
型 - 文字列型
そのうち書きます。
基礎文法 - 条件分岐 - if文
if文
if 条件式 then # 条件式が真の時に実行する処理1 # 条件式が真の時に実行する処理2 end
条件式に後ろが改行の場合はthen
を省略できます。
if文 (then省略)
if 条件式 # 条件式が真の時に実行する処理1 # 条件式が真の時に実行する処理2 end
条件式が偽の場合に別の条件を指定するにはelsif
を使います。
else if
ではないのでご注意下さい。
if-elsif文
if 条件式1 # 条件式1が真の時に実行する処理1 # 条件式1が真の時に実行する処理2 elsif 条件式2 # 条件式2が真の時に実行する処理1 # 条件式2が真の時に実行する処理2 end
条件式が偽の場合に実行する節ブロックを指定するにはelse
を使います。
if-else文
if 条件式 # 条件式が真の時に実行する処理1 # 条件式が真の時に実行する処理2 else # 条件式が偽の時に実行する処理1 # 条件式が偽の時に実行する処理2 end
elsif
とelse
は組み合わせられます。
if-elsif-else文
if 条件式1 # 条件式1が真の時に実行する処理1 # 条件式1が真の時に実行する処理2 elsif 条件式2 # 条件式2が真の時に実行する処理1 # 条件式2が真の時に実行する処理2 else # 条件式1,条件式2がともに偽の時に実行する処理1 # 条件式1,条件式2がともに偽の時に実行する処理2 end
ソース
基礎文法 - 条件分岐 - unless文
あとで書きます。お待ちください。
基礎文法 - Truthy
Rubyでは、条件式などで偽とみなされる値(falsey value)をnil
とfalse
のみと定めていて、
それ以外のオブジェクトはすべて真とみなされる値(truthy value)となります。
外部ライブラリの読み込み - require
require
は外部ファイルを読み込む関数です。標準ライブラリや自分で書いたスクリプトなどを読み込みます。
loadとほぼ同じ機能を提供しますが、require
は一度読み込まれたスクリプトは再読み込みしない点が異なっています。
require (標準ライブラリを読み込む)
require 'ライブラリ名'
自分で書いたスクリプトを読み込む場合は、./
から始め相対参照とし、拡張子の.rb
は省略します(書いてもOKです)。
require (自分で書いたスクリプトを読み込む)
require './path/to/file'
関連項目
外部ライブラリの読み込み - load
load
は外部ファイルを読み込む関数です。標準ライブラリや自分で書いたスクリプトなどを読み込みます。
requireとほぼ同じ機能を提供しますが、load
はスクリプトを再読み込みする点と、拡張子の.rb
が省略できないところが異なっています。
ずっと動かしているプログラムなどで、参照しているスクリプトだけ差し替えて動作させる場合などは、load
を使うのだと思います。
load (標準ライブラリを再読み込み)
load 'ライブラリ名.rb'
自分で書いたスクリプトを読み込む場合は、./
から始め相対参照とします。
load (自分で書いたスクリプトを再読み込み)
load './path/to/file.rb'
関連項目
外部ライブラリの読み込み - include
あとで書きます。
関連項目
外部ライブラリの読み込み - prepend
あとで書きます。
関連項目
外部ライブラリの読み込み - extend
あとで書きます。
関連項目
参考
参考書籍
参考サイト
- (Let'sプログラミング) if文
- (Qiita) Ruby基礎 | requireとincludeとextendの違いを確認(includeとextendはメソッド探索で確認)
- (圧倒亭グランパのブログ) 【ruby】 メソッド探索から見る、モジュール・特異メソッド・特異クラス
- (Tech Academy) Rubyのloadの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
- (Progate) Ruby I
- とほほのRuby入門