PowerShellでファイルを移動する

目次

Move-Itemを利用する

• Move-Itemを使います。
• 移動元のファイルを-Pathで、移動先のファイルを-Destinationで指定します。
• 移動先のファイルが既に存在していた場合、エラーとなります。
  Copy

  Move-Item -Path <移動元パス> -Destination <移動先パス>
  

上書きで移動

• 上書きで移動する場合は-Forceオプションを付けます。
• 移動先のファイルが既に存在していた場合でもエラーとなりません。
  Copy

  Move-Item -Path <移動元パス> -Destination <移動先パス> -Force
  

使用例

同ファイル名で別フォルダへ移動

Move-Item -Path C:\temp\test.txt -Destination C:\temp\bk\test.txt

• 既にC:\temp\bk\test.txtが存在していた場合エラーとなります。

同ファイル名で別フォルダへ移動(上書き)

Move-Item -Path C:\temp\test.txt -Destination C:\temp\bk\test.txt -Force

• 既にC:\temp\bk\test.txtが存在していてもエラーとなりません(上書きします)。

リネームする

Move-Item -Path C:\temp\test.txt -Destination C:\temp\test2.txt

• リネームするのにもMove-Itemが使えます。

リネームしつつ移動

Move-Item -Path C:\temp\test.txt -Destination C:\temp\bk\test2.txt

• test.txtをtext2.txtにしてフォルダも移動しています。

ファイルを別のフォルダに移動

Move-Item -Path C:\temp\test.txt -Destination C:\temp\bk

• -Destinationの方にフォルダを指定することで、同じ名前で指定したフォルダへファイル移動できます。

参考

関連メモ

• PowerShellでファイルをコピーする

参照

• (Microsoft | Docs) Move-Item

ソース

• (language-examples) 0016_file_operation.ps1