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IT技術メモ | Oracleのメモ
Created: 2022-10-25 / Updated: 2022-10-25

Oracleでプラガブルデータベース(PDB)を自動起動させておく方法


Oracleではバージョン12cから内部構造が大きく変わったようです。
こちらは、Oracleでプラガブルデータベース(PDB)を自動起動させておく方法のメモです。

目次


オープン状態の確認(show pdbs)

自動起動を設定するには、対象のプラガブルデータベース(PDB)がオープン状態になっている必要があります。
ですので、まずshow pdbsコマンドで、OPEN MODEREAD WRITEになっていることを確認します。

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SQL> show pdbs

  CON_ID PDB_NAME   OPEN MODE    RESTRICTED
-------- ---------- ------------ ------------
       2 PDB$SEED   READ ONLY    NO
       3 PDB1       READ WRITE   YES
       4 PDB2       READ WRITE   YES
       5 PDB3       MOUNT        NO

停止している場合

OPEN MODEMOUNTになっている場合はプラガブルデータベース(PDB)が停止しています。
以下のプラガブルデータベース(PDB)起動コマンドを実行してください。

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SQL> alter pluggable database <PDB名> open;

自動起動を設定(save state)

オープンしている全てのプラガブルデータベース(PDB)を対象として自動起動を設定

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SQL> alter pluggable database all save state;

個別に自動起動を設定

プラガブルデータベース(PDB)名をカンマ区切りで指定します。

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SQL> alter pluggable database pdb1, pdb2, ... save state;

自動起動が有効になったか確認


参考

関連メモ

参考サイト