目次
概要
コマンドラインからタスクにプロパティを渡したい場合があります。
そんな時は、以下のようにすると渡すことができます。
形式
-Pプロパティ名=値 もしくは --project-prop プロパティ名=値
タスク実行時にコマンドラインからプロパティを指定する
$ gradle writeProp -PpropA=100
複数指定する場合は-P
や--project-prop
を連ねて書きます。
$ gradle writeProp -PpropA=100 -PpropB=200 --project-prop propC=300
スクリプト内でプロパティを参照する
- プロパティ値を参照するには、
project.<プロパティ名>
とします。 - プロパティ定義があるか確認するには、
project.hasProperty(<プロパティ名>)
を利用します。
task writeProp { doLast { // propAがある場合だけ出力する if (project.hasProperty('propA')) { // プロパティ値を出力 println "propA=${project.propA}" } } }