ここではC#の文法を簡単にまとめておきます。
目次
文字列型
エイリアス
- C#では、
string
キーワードはString
のエイリアスです。(String
とstring
は同等) - ただし、
using System;
がなくても機能することから、指定されたエイリアスstring
を使用することが推奨されている。
普通の文字列
普通の文字列
string s = "C:\\path\\to\\file";
- 「
\
」はエスケープする必要があります。(「\\
」と重ねて書く)
@を使った文字列
@を利用した文字列
string s = @"C:\path\to\file";
@
を使うとエスケープを行わずに「\
」を文字列に含められます。- パスを指定したい場合などに便利です。
- これを、「@quoted(クォート) string」と呼びます。
他言語のヒアドキュメント的な使い方もできます。
@を利用した文字列(改行入り)
string sql = @" SELECT * FROM [XX] WHERE [YY] ";
- 文字列中に「
"
」を含めたい場合には、「""
」と二重にする必要があります。 - 改行を含めることも可能になります。
- SQLのように、複数行に分けて書きたい場合などに便利です。
- これを、「here(ヒア) string」と呼びます。